Magnetic Powder

軟磁性合金粉末

近年、携帯電話、デジタルカメラをはじめとする電子機器の進化は目覚しく、小型で高機能、高性能を兼ね備えた新製品が続々と商品化されています。これに伴い電子部品の高密度実装、駆動周波数の高速化が不可欠となっています。従来から磁心には,Mn-Zn系,Ni-Zn系に代表されるフェライトが用いられてきましたが、これらフェライト磁心は飽和磁束密度が低いことから大電流下では透磁率が著しく減少するという欠点を有しています。そのため,フェライト磁心では大容量化が進むパソコン等の小型化の要求には対応できなくなってきています。

 

一方,圧粉磁心は金属磁性粉末をバインダーと混合して加圧成形したものですが,飽和磁束密度がフェライトコアと比較して大きいことから,大電流下でも高透磁率を保つことが可能でり,部品の小型化の要求にも対応できるという利点があります。この利点を活かし近年実用化されているのが軟磁性合金粉末です。この粉末は現原料地金から母合金を作製しさまざまな製法で粉末加工されます。一般的には、液体急冷法により、溶融状態の金属を色々な方法で冷却して凝固し、結晶質・非晶質状態の組織を持つ素材を作製します。弊社が取り扱う合金粉末は水アトマイズ、ガスアトマイズ装置の他、特殊冷却装置導入による非晶質(アモルファス合金粉末)粉末など、各種合金粉末の製造を進めています。真空溶解方式を採用しFe基各種合金粉末(Fe,Fe-Si,Fe-Si-Al,Fe-Si-Cr,・・・)に対応していますので、何なりとご相談ください。

*FINEMET、Metglasは日立金属㈱の登録商標です。

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